Lunch Seminar(2013年度)

6-Mar-2014

arXiv:1402.7047 1回転 Myers-Perry BH の準固有振動を数値計算し、6D、7D に関しては柴田・吉野の結果と一致した。5D は安定という結果になった。 (吉野)

arXiv:1402.4859 高速回転する 4D Kerr BH でパラメーター共振による不安定に似た非線形不安定性が起こることを示した。 (吉野)

27-Feb-2014

arXiv:1402.2301 様々な銀河団のX線観測のスペクトルのデータ解析の結果、3.5 keV付近に弱い輝線が見つかった (3σ)。ダークマター? Sterile ニュートリノ?(高見)

arXiv:1402.4119 アンドロメダ銀河とペルセウス銀河団でも、同様のX線のラインが 3.5keV 付近に見つかった。 (高見)

13-Feb-2014

arXiv:1402.1764(レビュー文献)コールドダークマターの銀河内分布が isothermal に近い。ガスの重力が関わっている可能性。 (井岡)

arXiv:1402.2498 Fast Radio Burst を使い、将来宇宙論パラメータをどの程度制限できるかに関する解析。 (井岡)

arXiv:1402.0488 2太陽質量の中性子星の存在が修正重力で説明できる可能性(井岡)

arXiv:1402.0855 宇宙線中の高エネルギー領域での陽電子の増加を超新星残骸で説明したモデルを AMS の結果を使って再解釈をした。 (井岡)

Fiery black hole debate creates cosmological Wild West Firewall 仮説に関連して, Bousso が PRL で新しい可能性を提案した。(井岡)

arXiv:1401.6871 有質量理論におけるブラックホールの球対称摂動に対する(不)安定性の解析 (アロウ)

arXiv:1402.2076 インフレーション宇宙における重力子生成のIR発散をどのように押さえるかに関する議論(アロウ)

06-Feb-2014

ハーバード大学滞在報告 (大山)

30-Jan-2014

arXiv:1401.3025 原始ブラックホールが中性子星に捕獲され、飲み込んでしまう可能性を考慮すると、原始ブラックホール存在量に新たな制限が加わる(郡)

23-Jan-2014

arXiv:1401.1548 ブラックホールと有質量スカラー場のシステムをバックリアクション入りの数値相対論でシミュレーションした(吉野)

arXiv:1312.4529 回転ブラックホール時空における超放射散乱によるエネルギー引き抜きをバックリアクション入りで数値相対論シミュレーションした(吉野)

16-Jan-2014

研究会 新学術「重力波天体」第2回シンポジウム の報告(井岡)

arXiv:1401.1795 Fast Radio Burst が系外銀河の中心から出ている可能性を指摘(井岡)

arXiv:1401.2927 Fast Radio Burst が宇宙論的なものさしとして使える。(井岡)

第15回特異点研究会@茨城大学の報告(吉野)

9-Jan-2014

arXiv:1312.6646 宇宙背景放射の観測のみで重力レンズ効果を確かめた POLARBEAR の論文に関する議論

arXiv:1312.3501 IceCube の PeV ニュートリノの源が質量 1010GeV のダークマターの可能性。(井岡)

arXiv:1401.0535 重力三体系 (PSR J0337+1715) の観測。質量などのパラメーターが詳細に決まる。(井岡)

arXiv:1401.0941 重力三体系の形成メカニズムに関する議論。(井岡)

arXiv:1401.0059 Fast Radio Bursts が宇宙の再電離の探査に使える。(井岡)

SKA meeting でのトーク SKA では銀河内のほとんどのパルサーを同定できる。銀河中心近傍のパルサーの観測から、Sgr A*の BH パラメーターを非常に良い精度で決定でき、一般相対論の検証に使える。(井岡)

5-Dec-2013

研究会 2013 PASCOS @台北の参加報告。(Arrout)

Science 22:920 IceCube の PeV ニュートリノの結果の正式な論文が出た。(井岡)

arXiv:1312.0297 連星中性子星合体における物質降着によって、ガンマ線バーストの extended 放射を説明できる。(井岡)

arXiv:1312.0613 初期宇宙において生命存在可能な時期があった?(井岡)

PRL111, 211101 AMS-O2 の陽電子過剰は secondary 起源だけで説明できると主張。(井岡)

21-Nov-2013

研究会の参加報告。(高見)

14-Nov-2013

arXiv:1308.3240 宇宙初期の Deuterium の存在比の観測。以前も同じグループによってレポートされた (arXiv:1205.3785) が, 今回は違うクェーサーの観測でさらに改善された。(郡)

31-Oct-2013

研究会Workshop on Collapsing Objects の参加報告。(Arraut)

arXiv:1310.6688 CCD を使った新しいダークマター観測 (DAMIC) の途中報告。小さな質量のダークマターに強い。(郡)

Nature 502, 524-527 z=7.51 の銀河で予想を上回る速さで星形成がおこなわれている。(井岡)

Science 18, 334-337 パルサータイミングアレイを使って超巨大ブラックホールの成長のモデルを制限できる。標準的なモデルは観測と矛盾する可能性が高い。 (井岡)

24-Oct-2013

[議論] 太陽ニュートリノ観測と標準太陽モデルに関する議論。ダークマターの兆候はあるか? (郡)

arXiv:1310.5117 ブラックホールおよび相対論的星の相図と熱力学的不安定性の関係。「折り返し点」を境に比熱が正の領域でも不安定になる。 (野澤)

17-Oct-2013

arXiv:1310.3474 Yamanaka, Kohri, Ioka, Nojiri による銀河中心からの 133GeV γ線の起源のモデル。ダークマターがアクシオンに崩壊し、光子に変換されるモデルで自然に説明できる。 (郡)

arXiv:1309.5343 重力波背景放射の長波長ゆらぎに量子重力の信号が含まれる。自明? (井岡)

arXiv:1310.1263 PeV ニュートリノの源が hypernova remnant の可能性 (井岡)

arXiv:1310.0828 Fermi-LAT のサテライト銀河の観測からつけられるダークマターモデルの制限 (井岡)

非局所的重力モデルに関するコメント(アロウ)

10-Oct-2013

打ち合わせ

4-Oct-2013

打ち合わせ

26-Sep-2013

打ち合わせ

12-Sep-2013

打ち合わせ

18-Jul-2013

打ち合わせ

11-Jul-2013

A&A 550 (2013) A4 HESSによるEBL検出の論文。IR excessとは両立しない。(高見)

AMS-02 ICRC 2013で公表されたAMS-02の最新データ.極めてエラーの小さいB/C ratio、proton/helium hardeningはなくなったが、依然としてhelium spectrumはprotonよりhard。(井岡)

KIAS-YITP joint workshop

Workshop review.

4-Jul-2013

arXiv:1306.4971 Macro Nova が見つかった (?) 最近の理論予言とよく一致している。 (井岡)

arXiv:1306.3949 z=6 の GRB の観測。Lyα観測によって z=6 あたりで宇宙が optically thick になっていく証拠が得られた。 (井岡)

27-Jun-2013

arXiv:1306.5751 PIXIE や PRISM によるCMB観測から情報を引き出すための新しい方法。ダークマター粒子の反応によるCMBスペクトルの歪みの検出をねらう。 (郡)

arXiv:1306.0908 Massive gravity の理論が特別な条件 (μ=2Λ/3) を満たすときには、GRブラックホールは安定。(アロウ)

20-Jun-2013

arXiv:1306.3983 AMS の結果を用いて、これまでよりかなり強いダークマター対消滅に対する制限を出した。 (井岡)

23-Mar-2013

arXiv:1305.4213 小スケールゆらぎ (ultracompact minihalos) からのニュートリノシグナルに関する議論。IceCube の データと比較して初期の曲率ゆらぎに対する制限がつく。 (郡)

arXiv:1305.4113 arXiv:1305.4123 IceCube で検出されたニュートリノのソースに関する議論。銀河由来の可能性? (井岡)

16-Mar-2013

Kepler 故障

IceCube の進展: 28 事象の検出。そのうち PeV ニュートリノが2つ。おそらくGZK ニュートリノではない。 (井岡)

理論セミナー招待講演者の候補に関する議論

9-Mar-2013

重力波観測に関連する議論

25-Apr-2013

研究会 GRB Symposium 2013 の報告:
arXiv:1302.2352, z = 8.5 のGRB, arXiv:1304.4236, arXiv:1304.4279, arXiv:1212.2209(井岡)

BBCのニュース Blazar Markarian 421 の flare-up
PRL110, 021301 (2013)(井岡)

arXiv:1304.5632 ニュートリノ背景輻射がνe + 3H → 3He + e- のチャンネルで検出可能かに関する議論, 無理そう (郡)

18-Apr-2013

arXiv:1304.1482 最近の AMSグループや、以前の FERMI などの観測に対する理論的検討。 現時点ではパルサーシナリオとダークマターシナリオの両方に可能性がある。 (郡)

11-Apr-2013

グループ内の係決め
理論セミナー招待講演者の候補選び