Lunch Seminar

25-Feb-2016

ポーツマス滞在報告(森)

24-Mar-2016

arXiv:1602.04764: ついに aLIGO により観測された重力波とそれに付随してるかもしれな Fermi によるガンマ線の観測結果を用いて重力波の速度の光速からのずれに対する制限を議論した。しかし既存の結果より緩い制限。(郡)

18-Feb-2016

打ち合わせ

28-Jan-2016

arXiv:1601.01144: LHC で観測された 750 Gev における diphoton excess が標準模型粒子とカップルした未知のスカラー場によるものだとしたら、photon-photon collider でそのスカラー場の性質を調べられるだろうという指摘。photon-photon collider については ILC において重心系エネルギーが 1Tev ほどのものができるらしい。(郡)

arXiv:1601.05808:r-process 原子核の生成源が binary neutron star merger であるならば、生成された r-process 原子核がその後どのようにばらまかれていったのかという過程も重要である。そのためbinary neutron star merger ejecta の発展を3次元シミュレーションで計算したという論文。(井岡)

arXiv:1601.06784:最近 Reticulum II における r-process 元素の割合が似たような ultra-faint dwarf galaxy に比べ多いことが観測されたが、このoverabandance が dark matter の高密度領域における中性子星破壊という rare event によるものであるという仮説。このモデルだと Milky way galaxy における missing pulsar 問題も解決できるかもしれない。(井岡)

21-Jan-2016

arXiv:1601.00007, arXiv:1601.03718: Binary black hole merger を起こす新しいモデル(たち)。(井岡)

arXiv:1601.04678: LHC で見つかった 750 Gev の diphoton excess を pseudo scalar を用いて説明するモデル。この scalar 粒子で baryogenesis することも可能(郡)

14-Jan-2016

高エネルギーガンマ線でみる極限宇宙2015 会議参加報告(郡)

Rumors Are Flying That We Finally Found Gravitational Waves 重力波検出の噂について(井岡)

China launches satellite to join the hunt for dark matter 中国の電子宇宙線検出の衛星について(井岡)

arXiv:1601.00921: Black Holeのsoft hair(井岡)

第17回特異点研究会「特異点と時空、および関連する物理」 研究会参加報告(吉野)

arXiv:1512:07670: FRBのfrequency-dependent time delayから等価原理へ制限を課した。(吉野)

17-Dec-2015

A Groundbreaking Physics Laboratory Is About to Blast Into Space LISA pathfinder 出発。(井岡)

arXiv:1512.04661: 観測された high velocity compact cloud の kinematics(mass, velocity)から、この高速度が10^5太陽質量ほどの中間質量ブラックホールによるものだと思われる。(井岡)

Pierre Auger cosmic-ray observatory set for expansion Auger が upgrade 用の資金$14,000,000を獲得したというニュース。(井岡)

Hawaiian court throws out Thirty Meter Telescope building permit ハワイ州最高裁が Thirty Meter Telescope の建設計画を棄却というニュース。(井岡)

Controversial experiment sees no evidence that the universe is a hologram 宇宙がホログラムであるという観測証拠(?)は得られなかったらしい。(井岡)

3-Dec-2015

arXiv:1511.08803: supermassive black hole による星の潮汐破壊ではある種のフレアが伴うと考えられていたが、電波観測でそれが初めて見つかったという報告。(井岡)

arXiv:1511.09137: FRB 121102 の dispersion measure から source は系外だろうという話。(井岡)

arXiv:1511.09200: M81-ULS1 に relativistic jet があったという観測報告。この jet の駆動源は今のところわかっていない。(井岡)

arXiv:1512.00529: FRB 110523 の Faraday rotation measure の結果非常に大きい dispersion measure が必要ということがわかった。これは source の近傍か host galaxy に dense plasma nebula があるということかもしれない。(木坂)

19-Nov-2015

打ち合わせ

12-Nov-2015

打ち合わせ

22-Oct-2015

arXiv:1510.05760: galaxy merger において星の潮汐破壊などで accretion disk ができうるが、その light curve における周期的 signal を用いた重力波観測の可能性について。(井岡)

15-Oct-2015

arXiv:1510.02907: ニュートリノのボルツマン方程式における l=3 に対する新しい近似公式。l=2 で打ち切っての扱いだが数値結果をよく再現している。(郡)

arXiv:1510.00711: heavy r-process element の生成源はよくわかっておらず、頻繁に少量生成(by core collapse supernovae)か、たまに大量生成(by compact binary mergers)、という2つのシナリオが考えられておりこれまでこの2つのシナリオとも観測を説明できていた。この論文では Pu abundance からの制限を考えると後者の compact binary mergers によるシナリオのほうが尤もらしいという主張。(井岡)

24-Sep-2015

arXiv:1509.04899: 重力マイクロレンズの観測プロジェクトであるOGLE-III(2001-2009)の解析結果報告。15のマイクロレンズ源を同定しその質量を見積もった。現在観測されている中性子星とブラックホールには質量ギャップが存在するが、マイクロレンズの観測結果によるとそのような質量ギャップは存在せず質量分布は連続になっているらしい。(井岡)

17-Sep-2015

arXiv:1509.04301: supermassive black hole binary ではないかと考えられている PKS 1302-102 についての観測報告。supermassive black hole binary であれば black hole separation は10^-2 pc ほどとされその binary motion は少しだけ relativitic となる。新しい観測では optical light curve に Doppler boosting らしきものが見られ、それは PKS 1302-102 が relativistic binary であることと矛盾しない。(井岡)

10-Sep-2015

雨天中止

3-Sep-2015

A very luminous magnetar-powered supernova associated with an ultra-long γ-ray burst : ultra-long-duration GRB (GRB 111209A) にsupernova (SN 2011kl) が付随していたという報告。付随していたsupernovaは通常のtype Ic supernovaより3倍も明るくそのスペクトラム等もtype Icではおそらく説明できない。マグネターによるものかもしれない。(井岡)

arXiv:1507.03010: 今まで見つかった中で一番明るいsupernova (ASASSN-15lh)についての観測結果。そのエネルギー源は不明だがマグネターモデルでは厳しいかもしれない。(井岡)

出張報告(井岡)

23-July-2015

14th Marcel Grossmann Meeting: 会議参加報告(吉野)

2-July-2015

Gravitational Wave Physics and Astronomy Workshop 2015: 会議参加報告(木坂)

11-Jun-2015

arXiv:1506.02657: 最新の IceCube の観測結果を用いた dark matter 対消滅への制限。(郡)

4-Jun-2015

arXiv:1506.00013: 我々の銀河中心にて dark matter 対消滅が起こってる可能性を Fermi 衛星の最新観測データを用いて検証。結果そのような痕跡は見つからなかった。(井岡)

arXiv:1506.00560: POPIIIブラックホール連星系での衝突後の ring down phase に出てくる準固有振動数を使って Einstein 重力を検証できる可能性。(井岡)

Japan to enlarge massive cosmic ray array in Utah: Telescope Array を4倍のサイズにする計画。広さは Auger に匹敵する。(井岡)

28-May-2015

I Workshop on Current Challenges in Cosmology :研究会参加報告(Mindaugas)

21-May-2015

打ち合わせ

14-May-2015

arXiv:1502.03376, What is the Flavor of the Cosmic Neutrinos Seen by IceCube?: IceCubeで観測された高エネルギーニュートリノに対するフレーバー比の解析。有意な特異性は見つからなかった。(井岡)

7-May-2015

arXiv:1505.01236: AMSによる反プロトン/プロトン比の excess を近くで過去に起こった超新星爆発の残骸とガス雲の衝突により説明しようというもの。このモデルでは陽電子/反プロトン比も同時に説明できる(郡)

Astronomers seek super size hubble succesor to search for alien life: 超大型サイズとなるハッブル望遠鏡の後継機を打ち上げ地球型系外惑星を探したいという計画。(井岡)

30-Apr-2015

打ち合わせ

23-Apr-2015

セミナー講師決め

arXiv:1503.01509: YeV ニュートリノを観測できればそれは宇宙のどこかでプランクスケールクラスの加速器が動いた痕跡である可能性があり、地球外知的生命体探査(SETI)として使えるかもしれない。(井岡)

arXiv:1501.01375: クェーサーの light curve に周期的な signal が見つかる。一つの解釈として supermassive black hole binary の存在が考えられる。(井岡)

arXiv:1504.05554: 先週出された AMS-02 の反プロトン/プロトン比の excess を wino dark matter の対消滅で説明しようというもの。将来的にカットオフのありなしで検証されうるモデル。(郡)

16-Apr-2015

"AMS Days at CERN" and Latest results : AMS にて反プロトン/プロトン比の excess が観測される。Dark matter 対消滅によるものかもしれない。(木坂)


9-Apr-2015

グループ内の係決め

新PDの柴田三四郎とJonathan White の自己紹介